どんな漫画？
狂四郎2030は1997年～2004年に連載された徳弘正也先生によるSF・恋愛・バイオレンス・ディストピアなど要素てんこ盛りの漫画です。
あらすじ
第三次世界大戦後、日本は優生思想を背景とした徹底した管理社会になっていた。
エリート階級以外の国民は男女隔離されバーチャルSEXマシン(オフラインで仮想現実に入れる装置)が配布されている。
主人公狂四郎の仮想現実に本作ヒロインでプログラマのユリカが入り込み仮想現実の中で二人は恋に落ちる。
狂四郎はユリカを実在の人物と知ると現実でも会いたいという衝動に駆られ、
ユリカに会うために狂四郎の冒険が始まるがそこには様々な困難が、、、という感じです。
主要な登場人物
廻狂四郎(めぐり きょうしろう)
本作の主人公
元軍人でとっても強い(作中無敗)。
普段は温厚だが戦闘時はバーサーカーになる。
小松由利加(こまつ ユリカ)
本作のヒロイン
天才プログラマでとても可愛い。
やたらレイプされる。
性欲強め
バベンスキー
天才科学者の脳を移植された犬で狂四郎のパートナー
狂四郎とユリカの純愛に感動して彼らが現実で出会うことを全力でサポートしてくれるナイスガイ
良い奴
本作の魅力
ハードな世界観
全体的に倫理観が崩壊してます。
レイプ、虐殺、洗脳に何でもありです。
今まで読んだ漫画の中でも人間の狂気の描写がピカイチです。
胸糞展開てんこ盛りでそういうのが好きな人にはぶっ刺さる作品です。
ちょうどよい長さ
本作は全20巻完結で章ごとに話が明確に別れているため非常に読みやすいです。
章ごとにテーマが異なり、新しい登場人物が出てくるので飽きることなく読めます。
むーさんはほぼノンストップで読んでしまいました笑
好みが別れそうなところ
絵柄
本作は絵柄が独特です。
また、非常にグロテスクなシーンが多いです。
頻繁に身体が真っ二つになりますし、ハチの巣にもなります。
合わない人には合わないかもしれないです。
(逆に好きな人はめちゃくちゃ好きだと思います。)
下ネタ
本作はやたら下ネタが多いです。
シティーハンターなど好きな人にはおすすめです。
評価
★★★★☆
間違いなく名作でしょう。
世界観がハード過ぎることや絵柄が独特なことで万人受けはしないかもしれないですが、
大変おすすめな作品です。
食わず嫌いの人は是非読んでみてほしいです。
狂四郎2030 1【電子書籍】[ 徳弘正也 ]
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